宮古島にあるコレは行きたい海の中の景色発見!
今回は海岸やオススメの橋やいろいろと紹介してきましたが、宮古島は海の中の景色がなんといっても絶景です。シーズン限定の絶景ですがコレを見るか見ないかは大きいですね。宮古島の、どの海の中も素晴らしいのですが、その中でも私自身が観光に来た時にココはまずいってほしいスポットを書きたいと思います。
<目次>
八重干瀬とは
池間島から船で約30分のところにあるのが、幻の大陸と言われている八重干瀬(やびじ)があります。特にシュノーケルスポットとしても大人気ですね。
幻の大陸と言われる理由は、普段は海の中にあるから。日中、その広大なサンゴ礁群を見れるのは、春から夏にかけて大潮~中潮の干潮時だけです。その広さは東西約6.5キロメートルと南北17キロメートルに渡り、まさに大陸のようにも見えますね。
八重干瀬は日本でも一番大きなサンゴ礁の集まりの場所で、池間島より北方向。そのサンゴ礁は大小合わせると約118もの数が集まっている。その中で名前が付いているものが約44あるとのことです。なお名勝及び天然記念物に指定されています。八重干瀬という名前にも由来があるようでして、干瀬が重なり合っている、干瀬が8つある、などの諸説があることからその名前が付いたと言われています。
八重干瀬での遊び方
八重干瀬の海での遊び方は、体験ダイビング、ファンダイビング、シュノーケリング、釣りなどがあり、船上からの観察だけでも可能。その中でも特におすすめしたいのは、シュノーケリングが有名です。船で沖に行って泳ぐというとダイビングのイメージが強ですが、八重干瀬は島から離れた沖にありながらも水深がとても浅いため、サンゴ礁とそこに生息する魚たちを手軽に見られることが最大の魅力です。太陽の光が届く深さに生息しているサンゴ礁は、深く潜って見るよりも、浅いところで見たほうが色もカラフルでとても美しい。陸地の近くにあるサンゴ礁に比べて、魚の種類や数が圧倒的に多いことも特徴。沖だから波が高くて泳ぐのは大変そう…というイメージがあるかもしれないですが、サンゴ礁が防波堤の役割を果たしているため、八重干瀬の中の海はとても穏やか。潮の満ち引きの加減やポイントにもよるが、浅いところは水深が1メートルもないので、シュノーケリングでも十分に楽しむことができますね。
参考文献
八重干瀬の海の中
さまざまな海の生き物が今も生息していて。八重干瀬のサンゴ礁は大きく8つに分かれており、ウル(海藻の名前)、カナマラ(頭)、ウツ(奥)など、それぞれにそこででよく採れる生き物の名前や地形などが方言で名付けられています。
八重干瀬で見ることのできるサンゴの種類は、イシサンゴ、クシハダミドリイシ、ハマサンゴ、ユビエダサンゴ、リュウキュウキッカサンゴ、キクメイシ、コモンシコロサンゴなど。その他にソフトコーラルも多数生息しており、海の中の花畑のようなサンゴ礁では、スズメダイ、チョウチョウウオ、ハゼ、ハナダイ、クマノミ、アイゴ、フグ、ベラ、ミーバイなどを観察することができる。運が良ければウミガメに出合うこともあるし、人を襲わない静かな種類のサメも稀に見られる。
参考文献
ウミガメ
ウミガメといえばハワイを思い浮かべることが多いと思います。海の守り神と言われており、会うと幸運をもたらしてくれるそうなので会えた人は運がいいですね。
宮古島の豊かな海を象徴するウミガメ。宮古島で見られるアオウミガメ・タイマイ・アカウミガメは絶滅危惧種に指定されています。
宮古島でウミガメに会えるのは5-8月はウミガメの産卵期で多くのウミガメが集まってくるのでチャンス。7-8月なら更にウミガメと泳げるベストシーズンですね。
最後に
海の中の世界は写真などで見るよりも、動画などで見るよりも、素晴らしい光景が広がっていますので、ぜひ生の光景をみてください。