宮古島移住!元気の子ブログ

宮古島在住者・旅行者向けにリアルな宮古島のローカル情報を紹介。

宮古島のコレぞパワースポットの旅。

今日も予想以上に天気が良くて一歩外に出れば晴天の宮古島は最高です。

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今回はコレぞパワースポットとの旅ということで、宮古島で地元民からも人気のパワースポットに車を走らせ一人で行ってきました。宮古島含め沖縄方面では全国的にもパワースポットと言われる場所は多いんじゃないかと思います。

 

<目次>

 

1漲水御嶽

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まず読み方は漲水御嶽と書いて(はりみずうたき)と言います。

町の繁華街から少しだけ外れた所に、こんもりとした小さな木々の茂みがあり、その中に漲水御嶽(ハリミズウタギ)があります。すぐ側には18世紀のはじめに作られたと言われる、以前は祥雲寺というお寺まで続いたと言う広い石畳道も残っていて、歴史を感じる静かな一角です。 漲水御嶽は首里王府公認の御嶽として、古くから宮古最高の霊場としてツカサヤーとも呼ばれて広く知られていました。 ここには宮古創世神話の神々が祭られています。 その神話の一つの概略は次のようなものです。  まだこの世界に人が現れる以前、恋角(古意角)こいつの・恋玉(姑依玉)こいたまの二神が漲水に天降り、一切のものを生みだして昇天しました。この跡地に建てられた御嶽が漲水御嶽だとのことです。

 

2御嶽とは?

御嶽は神が降臨する聖地のことを言います。沖縄の集落には必ず御嶽があると言われていて、本来は女性しか立ち入ることができず、男性が入ると神罰が下ったとかとの神話です。沖縄の信仰では神の言葉を聞けるのは女性だけだったからだったからなのではないでしょうか。

今でもまだまだ男子禁制の御嶽は多いですが、この漲水御嶽は男性もお祈りすることができる珍しい場所です。しかし島の人々の信仰の場所ですので、観光で来られた方は地元民の方々のお邪魔にならないようにしていれば大丈夫です。

 

宮古島夏まつり

毎年行われる宮古島夏まつりでは、まずここ漲水御嶽で女性神職たち(ツカサと呼ばれます)による豊年祈願が行われ、次に宮古神社で行われます。どちらも、神事の後に舞踊の奉納などがあります。お神輿が出る場合は宮古神社のお神輿が出ます。
宮古神社の鳥居前の駐車場から社殿に向かって左手に第一鳥居がありますが、ここをまっすぐ降りて行くと漲水御嶽に到着します。この宮古神社(旧宮古権現)付近から漲水御嶽に続く石畳道の一部も文化財なんだそうです。宮古神社の向かいには祥雲寺があり、その石垣も文化財に指定されています。

参考文献

漲水神社(宮古島・漲水御嶽)|島の神社探訪|沖縄県神道青年会

 

漲水御嶽は地元の人々の憩いの場でもあります。 何匹ものネコがうとうとしていたり、近寄ってきたりと、とてものどかでホッとする場所でもありました。

 

4仲宗根豊見親の墓

15世紀末頃、宮古島を初めて統一し、強大な権力を有した仲宗根豊見親が父親を葬るために建てた墓です。美しい石積みからは当時の石工技術の高さをうかがえると同時に、沖縄本島との文化交流を垣間見ることができます。墓は仲宗根豊見親の子孫、忠導氏一門によって現在も使用されています。国の重要文化財宮古島には古来のお墓がいくつかあり、現代にも手が付かないまま、その面影を残しています。そのなかでも美しいお墓と称される宮古島のお墓があります。それが「仲宗根豊見親墓(なかそねとぅゆみゃ)のお墓と、後妻が祀られている「宮古アントマ墓」となります。 

漲水海岸の上部に広がる丘にあるお墓が、平良にある仲宗根豊見親墓ですね。

琉球の独特のお墓は道沿いとかには沢山見られるますが、これは別格の墓なので作りもかなり豪華です。基本的な構造は同じだと言われていますが、立派な石垣で作られているので大きいです。三基まとめて観られるのがすごくいいですね。虫よけ必須です!沢山虫がいるので要注意。

 

最後に

今回の二つの場所は本当に神秘的といいますか、かなり強力なパワースポットだと思います。行くのと同時にその場所の情報を持っていくのと何も情報がない状態で行くのとでは感じるものが薄くなるかなぁと思うので少しでも今回の内容がお役に立てればと思ってます。是非宮古島に来られた際はこの二つも予定に入れてみてください。