宮古島移住!元気の子ブログ

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宮古島でズバリお酒好きな人へ多良川酒造見学。

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今回は私自身、宮古島に移住してくる前からかなりのお酒好きでして、特に泡盛が大好きなお酒の一つでして、全然好きと言っておきながらお酒の作りなど、そういった場所への見学などを、したことないなぁと思い、休日の1日を使い多良川酒造見学という場所へ行ってきました。泡盛について詳しくない方などに、少しでも紹介できればという思いで書きたいと思います。

<目次>

 

泡盛とは?

わかりやすく伝えると…米から作った沖縄産の強い酒です。

詳しく伝えるとすると…ほとんどの泡盛が原料にタイ米を使用します。
次に黒麹菌を伝統的に使用していて、仕込み方法にも違いがある。

泡盛は原料の米すべてを米麹にして、水と酵母を加えて発酵させます。

泡盛は100年を超える古酒に育てられる酒造りを、今の時代にもなお継承している。

現在、泡盛を製造している酒造所は沖縄県内に40ヶ所以上あります。各酒造毎に異なる泡盛を製造・販売していて、泡盛の種類も100種類を超える。

 

多良川酒造見学

今回のプランは、泡盛の製造工程(ビデオ)と洞窟の貯蔵庫「ういぴゃーうぷうす蔵」の見学をしてきました。宮古島の芳醇な恵みを活かし、泡盛古酒造りにかける酒造り一筋の多良川。昭和23年の創業以来伝統の手法にこだわり、今も変わることなく古酒への思いを紡いている場所です。

詳細↓

見学料 無料

定休日 日曜・旧盆・旧正月・年末年始休暇・GW休暇土曜日は休業の場合有

受付時間 午前10時~午後4時

可能人数 1~40名様

所要時間 約45~60分

駐車場 5台

内容 泡盛製造工程ビデオ鑑賞・洞窟貯蔵庫見学

連絡先 0980-77-4108

所在地 宮古島市城辺字砂川85

 

洞窟貯蔵庫「ういぴゃーうぷうす蔵」

洞窟貯蔵庫「ういぴゃーうぷうす蔵」は、多良川蔵元より南へ150m、神聖な場所として崇められるウイピャー森のそばにあります。緑に囲まれた地下にある為、外からは見えません。しかし、洞窟の中には全国のお客様から預かった大切な泡盛が保管され、

静かに熟成の時を待っております。

参考文献

酒蔵見学のご案内|<琉球泡盛古酒・沖縄宮古島の泡盛蔵元>

ういぴゃーうぷうす蔵の中に入ると、2000本を超えるという泡盛がずらりと並んでおり、 洞内は約20℃と一定した温度が保たれて、古酒を育てるのには最適な温度。

購入した原酒をこの洞窟内で5年間寝かせて、熟成した後に送ってもらえるというのが「多良川」が行っているすごいサービスです。送るタイミングは任意で、延長してさらに熟成を待つ人も多いとのこと。好きなだけ熟成させて最長12年まで、自分だけのオリジナル泡盛ができるというサービスも魅力的ですね。

オリックス・バファローズの選手用の特設棚もありました。
仰木彬元監督(故人)が、オリックスがリーグ優勝した翌年の1996年に貯蔵した14升壺などが並んでいて感動しました。レアな発見でした。

多良川

宮古島泡盛を製造するメーカーは数件ありますが、その中でも代表的な酒造所の一つであるのが多良川です。多良川では三年以上寝かせた古酒・クース作りに特にこだわっており、生産量の60%以上が古酒とも言われています。

米に対しても多良川はこだわりを持っており、古酒づくりに適した丸米を使用している。砕米よりも丸米を使う方が年月を経ると深みのある、熟成度の高い泡盛になるからとのこと。また、宮古島の水といえば硬水なので、珊瑚礁の島ならではのミネラルの豊富な水が「芯のある原酒」を生み出します。また、原酒を割る割水には軟水が適しており、仕込み水と割水にはそれぞれ適した水を使い分けているというこだわり。

 

お土産

見学ツアーが終わったら、本社の販売コーナーで高価な古酒も試飲をすることができます。更に限定販売の泡盛も並んでいてお酒好きにはどれを選んだらいいのか悩みますね。王道のお土産は琉球王朝!!

 

最後に

今回の多良川酒造見学の聞けば聞くほど奥が深く、聞きだすとキリがない歴史の深さに感銘を受けました。泡盛は作るものではなく、育てるもの。という精神は素晴らしいですね。宮古島に移住して本当にいい体験が多いです。お酒好きじゃない方にはあまり興奮しない見学かもしれないですね。是非お酒好きなそんなアナタへ足を運んでみてください。